
核シェルターの最も効果的な使い方と言えば、やはり有事があった場合に一時的に時間をかせぐことが出来ることです。例えば核兵器の爆風や熱線を避ける、死の灰の影響を最小限に抑えるなどで、核兵器が使われたらそこでもう終わりと感じるかもしれません。
ただ、核兵器が使われても1週間から2週間たてば被害を免れた地域の軍隊が救助に来る可能性もあります。そのころになれば多少は放射能の汚染も弱くなっていて、被爆してもシェルターを出てヘリなどで移動する時間だけでそこまで長くないです。シェルターで隠れていて内部被ばくを避けることが出来れば、被害を受けてない国へ逃げることも可能です。
あくまでこれは核兵器が使われた場合の話ですが、それ以外にも大規模な地震や自然災害などが起きたときに、自宅が損壊してしまったときにも一時的な避難場所としても使えます。